公益社団法人 福岡県柔道整復師会

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» 第23回福岡県整骨医学会開催される

学術部

投稿日:2015年03月31日

平成27315()13時から、電気ビルみらいホールに於いて、第23回福岡県整骨医学会が、特別講演講師に医療法人順整会福島整形外科病院院長・順天堂大学整形外科講師の福島稔先生をお迎えして開催されました。
この学会は、学術の研鑽と資質の向上を目的に開催され、参加者は会員、学生、一般を含め420名となり、会場はほぼ満席状態となりました。
開会に際し、松岡学会長から挨拶があり、まず本学会の目的に関して「国民医療の一翼を担うものとして、新しい知識の修得、技術の習熟は、プロフェッショナルとしての当然の責務であります。将来に向かって学び続けることが必要で、そのことが国民県民のためになります」と言われました。
それから、今年の柔道整復師国家試験の状況、医療費の現状について話され、続いて「少子高齢化社会における社会的支援が厳しい局面を迎えていますが、地域に密着する柔道整復師の原点を忘れずに進化することが、ゆるぎない職業集団として存在感を示すことになります。そのためにも、本日のような学会を通じて、色んな知識を学び、取り入れていく上昇志向と堅実な姿勢を忘れないことが大事です」と述べられました。
続いて、吉村実行委員長から挨拶があり、その後、特別講演が福島稔先生から『1.私見としての今後の柔整 2.日常遭遇する足部の疾患』の演題でありました。
その後、発表者の独自の経験と視点にもとづいた優劣つけがたい卓越した研究論文が、日本柔道整復接骨医学会学術大会と同じ形式で全10支部から発表が行われ有意義に終了しました。