» 第34回日本柔道整復接骨医学会学術大会開催される
投稿日:2025年12月19日
第34回日本柔道整復接骨医学会学術大会が令和7年12月6日(土)・12月7日(日)の両日にわたり東京都中野区の帝京平成大学 中野キャンパスで開催された。
大会のメインテーマは「エンジョイ学会 ! エンジョイ柔道整復接骨医学 ! ~オール柔道整復師の学会を目指して~」と題され大会会長講演、大会長対談、社会貢献特別連携講演、パネルディスカッション、特別講演、教育講演、文科委員会発表、そして数多くの会員口頭発表、学生口頭発表、ポスター発表が行われた。
学術大会では、本会から3名の会員が論文発表を行った。本会からは敷田和彦学術部長が「足関節背屈運動による下腿三頭筋の柔軟性獲得について」德永和也会員が「立位体前屈における測定筋膜の影響について」筑豊支部の吉村喜彦会員が「足の1趾2趾間へのスパイラルテープ貼付によるバランス改善効果について」の発表を行った。
本会員の発表者は、九州学術大会などの経験を活かして落ち着いた発表だった。論文内容も日々の施術にすぐにでも生かせる素晴らしい発表だった。
今回の発表の傾向として、超音波観察画像はもちろんだが、AIを使った柔整学校の学習、介護プログラム作成、3Dプリンターを使って、熟練した先生の医療用固定具を再現させるなど、未来の医療を見せていただいた、全体的に若い先生方の発表と聴講が多かった印象を受けた、大きな規模の学会になると5会場の同時進行の発表にもなり、各会場の熱気が伝わってくる素晴らしい学会だった。
福岡県からは14名の参加で、内本会の会員は12名と以前と比べると少ない参加者となった。本会会員の先生方におかれましては、日本柔道接骨医学会へ未入会の先生はご入会を、入会済みの先生は年に一度の学術大会への参加を是非お勧めいたします。
