公益社団法人 福岡県柔道整復師会

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» 第52回九州学術大会沖縄大会開催される

学術部

投稿日:2025年10月23日

 令和7年10月18日(土)沖縄県那覇市のダブルツリーbyヒルトン那覇首里城において公益社団法人日本柔道整復師会第52回九州学術大会沖縄大会が開催された。

 18日(土)に行われた学術大会では主催者である公益社団法人日本柔道整復師会長尾会長より挨拶があり、「匠の技伝承プロジェクトの意義等について」と題して公益社団法人日本柔道整復師会の徳山健司学術教育部長、「エコーを柔整師の手に」と題して公益社団法人日本柔道整復師会の川戸典知学術教育担当講師の講演が行われた。

 また、特別講演として「四肢外傷と関節疾患」と題し友愛医療センター 永山 盛隆先生の講演が行われた、また柔整の保険審査員も務められた経験から、整形外科医からみた請求の注意点を解説された。

 ワークショップでは、「足周辺の骨折(外果骨折)」 「顎関節脱臼」をテーマに超音波観察と整復固定実技が行われ、特に学生が真剣に取り組んでいた。

 会員発表において本会からは北九州支部の德永和也会員が「立位体前屈における測定筋膜の影響について」の論文発表を、北九州支部の敷田和彦会員が「足関節背屈運動による下腿三頭筋の柔軟性獲得について」の論文発表を行い、会場から活発な質問がされていた。

 会員発表8編中5編において超音波観察が行われており前回同様高い使用率だった、前述の永山先生も、エコーは一次検査において非常に有用なツールであると説明された。

 なお、両会員の論文は12月6日㈯12月7日㈰に東京都中野区の帝京平成大学で開催される第34回日本柔道整復接骨医学会学術大会において発表されることが決定した。

 その後の後夜祭では学術大会旗引継ぎ式が行われ、本年度開催県の沖縄県より来年度開催県の長崎県に学術大会旗が引き継がれた。