» 全日本選抜柔道体重別選手権大会で救護活動行われる
投稿日:2025年04月28日
令和7年4月5日(土)、6日(日)の両日にわたり福岡市の福岡国際センターで開催された全日本選抜柔道体重別選手権大会において救護活動が行われた。
今大会は、6月にブタペストで行われる世界選手権の代表選考に関わる大会でもあり両日にわたり男女ともに7階級の試合が行われた。
そのためオリンピック出場者も出場しており多数の観戦客で賑わっていた。
試合場傍でマット救護(医師)、救急搬送対応(柔道整復師)、医務室対応(理学療法士)のチーム構成でそれぞれの役割を確認した。チームの人数は柔道整復師4名、医師6名、理学療法士1名の11名で救護に当たった。
本会会員はスパインボードのメンテナンスや準備、動作確認及び医師との負傷者搬送経路の確認を行った。医師等とのチーム活動において昨年同様のメンバーであることや本会との良い関係性もありスムーズに準備、動作作業などを行えた。
今年の大会では幸いにもスパインボードを出動する程の負傷はいなかったため、出番は限られていたが大会の安全な運営に貢献できた活動となった。
また今大会終了後に福岡国際センター会議室において、久留米大学医療センター・整形外科医の木内正太郎氏が発起人となり第1回福岡柔道フォーラムが開催された。
本会からは上田康妃会員が日頃から行っている柔道救護の中から「絞技により救急搬送された2症例」を発表し医師らからの質疑応答に答え、また日々の救護活動の報告も行うなど大変有意義なフォーラムとなった。
救護活動に参加してくださった会員の先生方は大変お疲れさまでした。