» 日本赤十字社福岡県支部災害研 修会並びにAED講習会が開催される
投稿日:2024年09月26日
令和6年9月17日(月)17:00より福岡県整骨会館2階会議室において、日本赤十字社福岡県支部災害研修会並びにAED講習会が開催された。この研修会は「会員が災害発生時に柔道整復師として何が出来るのか」を テーマに、役員、支部長、災害対策委員を対象に講師をお招きして開催された。
本会 塩川哲也会長の挨拶で、実際に災害が発生した時、赤十字社の具体的な活動内容と方針を本会役員と支部長が理解することにより、スムーズな初期対応に繋がるとの考えが示され、今回の研修会の重要性の話がされた。
日本赤十字社福岡県支部の協力のもと、河野事業課長を講師に迎え「災害発生時における日赤福岡県支部の活動内容及び赤十字奉仕団として留意すべき事項」を講演頂き、日本赤十字社の国内災害救護の歴史として明治21年の福島県磐梯山噴火災害が最初であることが話され、阪神淡路大震災・新潟県中越地震・東日本大震災・本会からも派遣された平成28年熊本地震などの事例が紹介された。又、令和6年能登半島地震における柔道整復師赤十字奉仕団の活動も紹介され、役員、支部長、災害対策委員は真剣に耳を傾けていた。
その後、我々ができる社会貢献は、日頃の施術も大切だが、それこそ災害発生や緊急事態の際に柔道整復師が社会インフラの一部となることも大切なこととの観点から、協同組合の指定業者である、日本ライフライン株式会社の原様より、AED(自動体外式除細動器)講習会が併せて開催された。突然死の現状・致死的不整脈・心肺蘇生法・AED操作説明・デモ機と人体マネキンによる実技などが行われ、突然心停止が発生した際に何も処置をしないと1分間に10%ずつ救命率が低下するとの事で、改めてAEDの有効性を認識する講習会だった。