» 令和6年度金鷲旗高校柔道大会にて救護活動行われる
投稿日:2024年07月29日
令和6年7月22日(月)~24日(水)に福岡市総合体育館 照葉積水ハウスアリーナで開催された令和6年度金鷲旗高校柔道大会に於いて、救護活動が行われた。
今大会は全国より高校生が集まり、海外チームも加えた、男子290チーム、女子145チームで日本一を競われた。
当会は、金鷲旗高校柔道大会に平成26年から救護班を派遣しているが、今年度は全日本柔道連盟医科学委員会の医師や福岡医健専門学校の学生とともに救護員として大会に参画した。
医療班の内訳は医師15名・当会会員18名、看護師2名、専門学生48名の合計83名で救護活動にあたった。(3日間のべ人数)
担当割りとしては、医師と当会会員が、マット救護(10試合場の救護)を担当し、専門学生はスパインボード等を使用し、負傷者の搬送をお願いした。
早朝7時医務室に集合し、医療班全員でのミーティング内において、注意事項やスパインボードの使用手順・経路・AED場所等の確認を行ったうえで、救護活動に臨んだ。
実際の救護活動では、骨折・脱臼・捻挫・打撲・脳震盪疑い・出血・嘔吐など多くの外傷等が発生(92件)したが、医師や看護師との連携もスムーズに行うことができ、大会の安全な運営に貢献することができた。
参加した会員にとっても、外傷の応急処置以外に、一次救命処置の知識やスパインボードの使用方法など学ぶことが多い救護活動であったと思われる。
全国規模のスポーツ大会での救護活動は、公益事業としても重要な活動であり、また、参加会員の資質向上にも繋がるため、来年度以降も継続していくことが大切であると考える。