» 第32回福岡県整骨医学会・第32回生涯学習研修会が開催される
投稿日:2024年03月28日
令和6年3月10日(日)午後1時より電気ビルみらいホールで第32回福岡県整骨医学会・第32回生涯学習研修会が開催された。
今年度の学会は令和5年5月8日に感染症法上の位置づけが5類感染症に移行したことによりリアル開催(後日オンデマンド配信)となり、会員161名、学生及び一般124名の合計285名の出席となった。
特別講演は、産業医科大学若松病院整形外科 診療科長 診療教授の内田宗志先生に「スポーツ股関節治療最前線」と題してご講演を賜った。
ラグビーワールドカップ日本代表のリーチマイケル選手のリハビリ動画など多くのスライドと動画を交えた、あっという間の90分間だった。特に我々の業務の中でよくみられる腰部~下肢への痛み・仙腸関節に起因する特徴的な症状の鑑別診断など大変重要な内容ばかりで非常に勉強になる講演だった。
今年も研究論文は9支部より9編の論文が提出された。
また、会員特別発表は昨年に引き続き、超音波観察装置委員会の皆様による「超音波観察装置の使用風景vol.2」と題して、実際の施術所で足関節捻挫の初検患者さんに対する視診、問診、触診のうえ超音波観察で負傷部位の確認をするという実技発表を行っていただいた。
論文審査の結果、上位2編に選ばれた北九州西支部の星野桂一会員と筑豊支部の吉原雅英会員の論文が(公社)日本柔道整復師会九州学術大会佐賀大会への応募論文と決定した。