» 第30回福岡県整骨医学会開催・第30回生涯学習研修会される
投稿日:2022年05月25日
令和4年2月27日日曜日13:00より福岡県整骨会館2階大会議室に於いて第30回福岡県整骨医学会・第30回生涯学習研修会が開催された。
新型コロナ禍の為3年ぶりの開催となった今回の福岡県整骨医学会・生涯学習研修会は、感染対策の一環としてリアルとオンライン配信のハイブリッド形式で行われた。リアルではA会員35名・B会員1名が参加され、オンライン配信ではA会員292名・B会員16名が参加された。
冒頭に松岡会長より「今回初の試みで自宅にいながらオンラインでも視聴ができるハイブリッド形式での開催といたしました。また学術部の動きとして日整から貸与された超音波観察装置を有効活用すべく超音波観察装置委員会を立ち上げ福岡県独自の研修会をスタートさせた。そして日整匠の技伝承プロジェクトについても順調に進んでいる」と挨拶があった。
特別講演は、了徳寺大学健康科学部整復医療トレーナー学科 学科長 教授の大澤裕行先生に「柔整日常施術におけるピットフォール」と題してご講演をいただいた。先生は近年の過剰とも思える医療情報の氾濫によって「医療紛争」が急増しているため、我々柔道整復師が医療事故、医療過誤といったいわゆる「落とし穴」に陥らないよう医療人本来の責務と観点に立ち還るべきと熱弁されました。
今年の研究論文は9支部より9編が提出され審査の結果、北九州南支部の喜田一由会員並びに筑豊支部の熊谷光太会員の論文が(公社)日本柔道整復師会九州学会並びに日本柔道整復接骨医学会学術大会への応募論文と決定した。
また、会員特別発表は今年度発足した超音波観察装置委員会による2つの発表とディスカッションが行われた。