公益社団法人 福岡県柔道整復師会

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» 第21回福岡県整骨医学会開催される

学術部

投稿日:2013年03月18日

日時:平成25年3月17日(日)13時~
場所:電気ビルみらいホール

平成25年3月17日(日)13時から、電気ビルみらいホールに於いて、第21回福岡県整骨医学会が一般公開で開催されました。

特別講演講師に、(公社)日本柔道整復師会顧問・日本柔道整復接骨医学会名誉会長で信原病院・バイオメカニクス研究所院長の信原克哉先生をお迎えし、『肩のスポーツ障害』の演題でご講演いただきました。

開会に際し、松岡学会長より挨拶があり、「我々は医療人として、常に学術的研鑽や技術の向上への努力を惜しまないことが大事であります。そして、そのことが国民・県民の安心・安全な医療・健康に繋がるのではないでしょうか」と述べられ、柔道整復師の日本柔道整復接骨医学会の入会率について、医師や歯科医師、理学療法士等においては、一人が複数の学会に入会しているのが常識であることが説明され、日本柔道整復接骨医学会への積極的な入会をお願いされました。

信原先生は、はじめに「柔道整復師の先生方とは40年前に医者になってからの付き合いになりますが、本当に普段から良く勉強されています。それが実証されていないのがつらいところでありますが、日本柔道整復接骨医学会において身分保証されていますので、是非加入していただきたい」と述べられました。講演では、実際に発生している障害の状態の画像やバイオメカニクスを駆使した動画による解説が行われ、その中で柔道整復師が出来ることなどを話されました。

その後、会員研究発表が行われました。今年も全支部から独自性のある論文の応募があり、実技を組み入れたものも多くあり、大変分かりやすい発表となりました。

今回は、肩の権威として、世界的に著名な信原先生の講演もあり、専門学校の学生も多数参加され、504名収容の会場は立ち見が出るほどでした。