公益社団法人 福岡県柔道整復師会

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» 令和6年度第1回超音波観察装置研修会開催される

学術部

投稿日:2024年08月30日

 令和6年8月18日(日)9:30より福岡県整骨会館2階大会議室において、通算9回目となる令和6年度第1回超音波観察装置研修会が会員26名・福岡医療専門学校と九州医療スポーツ専門学校より教員と学生の24名の参加で開催された。

 本会塩川哲也会長の挨拶では福岡医療専門学校と九州医療スポーツ専門学校の参加者に対し謝辞が述べられた。又、昨今の集客セミナーや売り上げアップ講習会などに対して懸念が述べられ、伝統医療という柔道整復師の本質にかかわる部分の大切さの話があった。その後、超音波観察装置委員会の大原康宏委員長の挨拶の後座学へと移った。

 今回の座学では、大原康宏委員長より肩関節についての講義が行われ、続いて超音波観察装置委員会の大牟田・有明支部の堤賢一会員、筑豊支部の角田慈佑会員より症例報告という形で70分程行われた。それに対してその他の委員や参加者から活発な意見や質問がなされ、有意義な症例報告となった。

 休憩の後、超音波観察装置委員会の大原康宏委員長・勝田淨邦副委員長・大牟田・有明支部の堤賢一会員、筑豊支部の角田慈佑会員、4つのグループに分かれて4台の観察装置を用い初心者・経験者・個別質問のコーナーに分かれ実技研修が行われた。

 参加者からも臨床的な質問も多く寄せられ、又学生諸君も積極的に参加していて終了予定時刻ぎりぎりまで時間がたつのも忘れて熱心に実技研修が行われた。

 今回、多くの学生の参加を得て大変有意義な研修会であった。しかし会員の参加がまだまだ少なくもっと多くの会員、特に若い会員の先生方に参加頂けるよう、引き続き周知を行っていきたい。