» 全日本選抜柔道体重別選手権大会で救護活動行われる
投稿日:2024年04月26日
令和6年4月6日(土)、7日(日)の両日にわたり、福岡市・福岡国際センターで全日本選抜柔道体重別選手権大会が開催された。
今大会はパリオリンピックの代表に内定している選手は出場していないが、来月の世界選手権の代表選考に関わる大会で、7日は男女合わせて7階級で試合が行われた。
本会は公益財団法人全日本柔道連盟の医科学委員会より、この大会における救護活動の要請を受け行われた。
今回の救護にあたり大会直前の3月10日(日)に、福岡県柔道整復師会館にてスパインボードを用いた事前の講習会・練習を行い大会に備えた。
試合場傍でのマット救護(医師)、救急搬送対応(柔道整復師)、医務室対応(医師と理学療法士)のチーム構成で、それぞれの役割を確認し、チームの人数は、柔道整復師4名・医師5名・理学療法士1名・看護師1名の11名で救護にあたった。
我々は、スパインボードのメンテナンスや準備・動作確認及び医師との患者搬送経路確認を行った。
医師等とのチーム活動において、昨年同様のメンバーでもあることや、本会との良い関係性もあり、スムーズに準備・確認作業などを行えた。
今年の大会では、幸いにもスパインボードを出動するほどの負傷者はなく、出番は限られたが、大会の安全な運営に貢献できた活動となった。